新年度入りのご挨拶と休稿期間延長のお知らせ

2020年度末の東証業種別株価指数-銀行の終値は148.45ポイントでした。

昨年3月13日には終値で100.21ポイントと100ポイント割れ寸前まで下落。指数算定開始以来の安値である 2012年6月4日の96.87ポイントを割り込む事も覚悟したのですが、正に「首の皮一枚」で踏み留まりました。

そして、3月13日の安値からは48%上昇して2020年度を終えたのです。年度ベースの上昇率は35.5%。残念ながらTOPIXの39.3%をアンダーパフォームしましたが、銀行アナリストとしては、久々の株価上昇局面を体験する事が出来ました。

振り返ってみると「節目の100ポイント」を割り込まなかった事は、色々な意味でシンボリックであったなと考えています。

2018年度~2019年度に掛けては、地域銀行業界は経営環境変化に適応できずに漂流し、やがては難破(沈没)するのではないかと本気で危惧していました。

勿論、まだまだ楽観できない状況ですが、何となく「最悪期」は脱したのではないかという気がします。

3月の中旬以降、4月スタートの新中期経営計画の公表が相次いでいます。公表される度にその内容や出来映えを細かくチェックしていますが、「ちょっと一皮むけたかな」とポジティブな印象を抱いています。

COVID-19パンデミックという混乱を経験し「地域金融機関としての本懐」のようなものを再確認出来た効果ではないかと、個人的には考えています。

「何となく」「ちょっと」「ようなもの」と確信的ではなく「曖昧な」表現が続きましたが、実はこんなボンヤリとしたイメージの出現が、後から振り返ってみると「重要な転換点」であった事を私はこれまで何回か経験してきたのです。

もっとも、個別銀行間の「新中計の出来映えの差」はむしろ拡大しているとも感じています。そういった意味で、2021年度は「個別銀行の経営戦略をしっかりと評価した上で(評価できる銀行を)応援して行く年」になりそうです。

2020年度は『銀行業界鳥瞰図』が扱う様々な「銀行マクロ統計」が重宝し、講演でも活躍してくれた年でしたが、今年はその役割は再び低下すると予想しています。

そんなわけで、4月から新体制で情報発信を再開する計画だった『銀行業界鳥瞰図』については、慌てずにもう少し休稿期間を延長する事に決めました。

1,000号配信というひとつの目標は達成していますので、まあ今後の事は「気分次第」ですね…
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休稿延長の理由は他にもあります。

弊社の地方創生事業の土台とするべく、昨年12月以降は『八ヶ岳稿房(https://triglav-research.com/)』の方に相当力を入れてきました。

12月に「にほんブログ村」及び「人気ブログランキング」に登録。

これまで文章にはしてはいなかったのですが、実は「にほんブログ村」は「八ヶ岳情報」の「IN」「OUT」「PV」の3項目、「人気ブログランキング」では「セカンドハウス」ランキング(IN)の1項目、計4項目の内、最低3項目で3月末までには「トップ」となる事を目指していました。

2月中にはこの目標を達成できていたのですが、3月になってからは目標未達の状況が続いてきました。

今日(4月1日)零時の段階では、残念ながら2項目しか目標達成できていません。はっきり言って「誤算」です!

悔しいので、もう少しの間は『銀行業界鳥瞰図』よりも『八ヶ岳稿房』を優先したいと思います。
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加えて最近は、弊社社主(家内)と「花巡り・ご神木巡り・名水巡り」をする事が楽しくなってきました。

正直、銀行のマクロ統計を分析するよりもはるかに「心が豊か」になりますし、感じるもの、学ぶ事(特にご神木から)が多いのです。

今年の9月に「還暦」を迎える身として「優先順位」を付けるとしたら『銀行業界鳥瞰図』の配信再開よりは、「花巡り・ご神木巡り・名水巡り」の「豊かな時間」の方になります。

「休稿期間延長」のお詫びというわけではないですが、この「豊かな時間」の写真を下記に掲載します。

そこには、私が時々感じる「虚業感」とは無縁の世界があります!

不老園の梅
わに塚の桜(樹齢330年)
高遠城址公園のタカトオコヒガンザクラ
笛吹市の桃
大滝湧水
井詰湧水
ご神木 小淵沢のモミ(樹齢500年)