激動の2020年を振り返って④— 「ブタ積み」は2020年に再び増殖

激動の2020年を振り返って」とタイトルに付しているが、当然ながらまだ2020年は終わっていないので、各資料の最新統計は「2020年11月版」である事を改めてお伝えしておこう。

残り15本の配信が年末のこのタイミングに集中するのは、私の怠慢のゆえではなく、11月統計の公表が先週後半から今日(29日)に集中するためである。そう、計画に沿ったものなのだ。
—————–

2020年に残高を大きく拡大させ(増殖)、再び脚光を浴びることになった「日銀当座預金超過準備額(所謂、ブタ積み)」についてまとめよう。

講演資料では、日銀当座預金については「適用金利別」と「業態別」という2つの軸(切り口)を用いている。

「ズームアップマクロ統計」の第9回では、日銀コロナオペの「マクロ加算残高(ゼロ金利適用)倍額措置」の影響(効果)を示すために「適用金利別」の資料を作成した。

そこで『銀行業界鳥瞰図』では「業態別」資料を掲載する事とする。

今年度に入って再び増勢に転じた「ブタ積み」さんの11月残高は273.1兆円(しかしまあ、凄い大きさだな…)と10月対比では1.5兆円減少(1枚目グラフ)。

2枚目グラフからは、今年度のブタ積み増殖の主役は「地域銀行」であった事が確認できるだろう。

 

—1000号まで残り12本