激動の2020年を振り返って③— 「信用保証代位弁済」状況も見逃せない!

週刊「金融財政事情」の「ズームアップ経済統計」の東京商工リサーチ(TSR)の全国企業倒産状況や日本リスク・データ・バンク(RDB)の企業デフォルト率統計のデータを用いて企業倒産の「凪の状態」を明らかにした。

本音では、現状について「封印された企業倒産」といった印象を抱いている。

ズームアップ経済統計では「信用保証協会貸出の代位弁済統計」に係る資料も紹介したかったのだが、スペースが確保出来なかった。

そんなわけで、『銀行業界鳥瞰図』で蔵出ししておこうと思う。

結論から言えば、コロナ禍緊急避難措置としての各種資金繰り対策の効果は現時点では十二分に機能している。

1枚目資料が示すように、代位弁済件数、金額共に7月以降は現状傾向が顕著だ。

そして、2枚目右グラフが示すように、最新統計11月の代位弁済件数比率は0.05%、代位弁済金額比率は0.04%(分母は保証債務件数・保証債務金額)にまで急低下しているのだ。

—1000号まで残り13本