激動の2020年を振り返って②— やはり「信用保証承諾実績」を抜きに2020年は語れない

来年以降も、『銀行業界鳥瞰図』で銀行業界関連統計の更新・配信は継続する予定だ。

だが、これまではコンテンツの「すべて」であったのが「その一部分」の位置付けに変わる。

また、テキストは基本的には400字以内に留め、図表についてはPDFファイルの添付を省略する。

要は『銀行業界鳥瞰図』においては大幅な「簡素化」を実施する事になる。

そして、今後、銀行関連のマクロ関連統計の更新・配信は、弊社講演「重見天日コース マクロ統計編」が主たる役割を担う。
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さて、激動の2020年を振り返るに際して、最も重要なマクロ統計のひとつが「信用保証関連」であるのは揺るぎない事実であろう。

下掲1枚目資料の左グラフから、本年3月から6月に掛けての信用保証承諾件数及び金額(フロー統計)の凄まじい増加が確認できるだろう。

結果的には、承諾件数、金額共に6月がピーク。最新統計11月の水準は、ピークであった6月対比で件数は28%、金額は23%にまで落ち着いてきている。

だが、2枚目資料の左グラフから、前年同月比では依然として高水準の保証承諾が実行されている事が読み取れる。

その結果、保証債務件数・金額(ストック統計)は増加傾向が継続(1枚目・2枚目資料共に右グラフ)。11月末の信用保証残高は約39兆円、保証債務件数は約298万件にも達している。

信用保証協会の保証付き貸出が、コロナ禍対応の緊急資金繰り支援策の「主役」のひとつとして機能したことを物語るデータである。

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