市場評価関連資料の更新 — ②業種別PBRランキング(2020年6月末版)最下位脱却ならず…

第3期の決算分析山籠もり期間に突入して、今日で早5日目。

有価証券報告書ベースの分析に加え、5月末、6月末のマクロ統計の公表が相次ぐ時期なので、当然ながら慌ただしい。

世の中も、東京を中心としたCOVID-19パンデミックの再燃、九州の大雨被害、そして長野県中部(松本付近)では地震が相次いでおり、NHKスペシャル「MEGA CRISIS」が予見した「危機」が現実のものとなりつつある。

心のザワザワ感(https://triglav-research.com/?p=28445)は高まる一方で、沈静化する気配は残念ながらまったくない。

6月の最終週に当面やるべき事をすべて片付けておいて正解だったな…  そんな事を考えながら「梅雨の八ヶ岳」で仕事を進めている。

さて、今日は6月末の「業種別PBRランキング表」を更新しよう。↓

PDF File: BEV-2020-0706

この6月版は「2020年3月期決算内容」が初めて反映された業種別統計という意味で極めて重要だ。

ポイントは

① 銀行業の業種別PBR(単純平均ベース)は0.3倍と「鉱業」と並んで引き続き同倍率最下位である。
②「銀行」「鉱業」「鉄鋼」という釒(かねへん)3業種がPBR下位(ワースト)3業種である事も変わりなし。
以下、3月末と比較すると
当期純利益合計額は4.1%減少。33業種中の順位は4位から2位に上昇(全業種構成比は8.1%から10.2%へ上昇)。
純資産総額は6.4%減少したものの引き続きダントツの首位(構成比は14.8%から14.2%へ低下)。
⑤(簡便計算)ROEは4.19%から4.29%へと上昇。ROE順位は29位から27位へとアップ。但し、ROE上昇は純資産減少による効果である。

以上