信用保証協会「保証承諾・保証債務」関連統計(月次統計 2020年5月版)— 3ヶ月連続でグラフスケール変更だ!

月初の数日は市場評価関連の資料を配信する予定だったが、昨日、全国信用保証協会連合会(JFG)から5月の信用保証関連統計が公表された。

現在、最も「旬」な統計なので、当初の予定を変更して今日と明日は「信用保証統計Days」にする事にした。まずは「保証承諾(フロー)と保証債務(ストック)」のアップデートから↓

PDF File: BEV-2020-0702

ポイントは、

①事前の「都道府県別統計」で概要は掴めていたが、5月の保証承諾件数は23.47万件、保証承諾金額は4.49兆円と大幅に(爆発的にだな)増加。前年同月比で、それぞれ4.1倍、7.1倍に増えている。
②フローが3ヶ月連続で急増しているため、保証債務件数は238.45万件、保証債務残高は24.57兆円へと拡大。これらストック統計は、それぞれ前年同月比で3.4%、18.2%の増加である。
③このグラフには示していないが、最近の講演で1件当たりの保証承諾金額と保証債務残高を問われたので、参考までに5月の金額を示しておこう。1件当たりの平均承諾額は1,912万円、保証債務は1,031万円である。
④前年同月比では、承諾が57.5%、債務が14.3%のそれぞれ増加なので「1件当たり保証承諾額の大口化が急速に進んでいる」と言えよう。
⑤これで3ヶ月連続でグラフ縦軸のスケールを変更した事になる。このような銀行マクロ統計の劇的変化は「異次元金融緩和策導入後のブタ積みの爆発的増殖」以来じゃないかな? まあ何にせよ、こういう変化(躍動感)が伝わる資料は、私は好きだな…

以上